最近のAI技術が将来に及ぼす影響について(駄文)
皆様は最近のAI技術についてどのように考えておりますでしょうか。
生成AIが今後の仕事を奪うというような不安感を抱かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もその一人で今後どのようなキャリアプランを練っていくか考える必要が定期的に考える必要性があるのではないかと思っています。
IT業界は流れが早く数年単位で新しい技術やイノベーションが生まれています。
ユーザー視点ですと、パーソナルコンピューターから始まり、画像、音楽のデータ化が90年代から2000年代前半、動画に至っては、2000年代後半からそして、2007年のiPhone発売以来、多くの個人がスマートフォンを持つ時代になりました。動画共有サイトが一般的になると一般人でも自分のコンテンツを発信することができるようになりました。
その恩恵を受けている方々も多くいらっしゃることは言うまでもありません。
その中で、新たな市場が生まれ多くの労働者の需要が生まれており、多くの若者がITエンジニアを目指しました。
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日本国内におきましては、2010年代はIT技術者がブラックなイメージからホワイトなイメージに変わり、AIの発展もあり、給料もうなぎのぼりになりました。
コロナ禍に入るとリモートで仕事ができるということで、より多くの若者がIT技術者を目指すようになったと見ています。
AIについては、2010年代にはいつかシンギュラリティが来るという話がよく飛び交っていましたが、2022年秋頃からstable diffusionやmidjourney、ChatGPTにはじまった生成AIが本格的に注目を集め、一部の分野においては、人間の仕事がAIに奪われるのではないかとまで言われています。
つまり、これらの生成AIはこれまでのIT技術と異なり、新技術における労働需要が増えるのではなく、既存分野の労働需要が減るとみて間違いないでしょう。
私はアメリカの会社に勤めていたことがあるのですが、社内では既に生成AIを使った社内Botなどが導入され、一部の業務が人間が携わる必要性がなくなってきています。
この流れはこの数年で加速し、今まで人が担当していた部分の多くがAIに置き換えられることが考えられます。アメリカの会社は血も涙もない合理的ですので、コスト削減として人員がAIによりレイオフされるかもしれません。
エンジニアである私たちはどのようにして、この流れにどう対応するべきでしょうか。
良いビデオを見つけましたのでご紹介いたします。
I Asked Tech Employees if they think AI will replace their Jobs
インタビューの内容をまとめましたので、一人ずつ見ていきましょう。
インタビュー対象者1: AWSの主任アーキテクト、Chung Vu
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チョンはAIを技術の核心部分に見ており、それはインターネットやモバイルが初期段階にあったときと同様だと語っています。
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彼はChatGPTのような生成AIを試し、StyleGanのようなツールを使って画像生成を行っています。
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彼はAIが最終的に彼の仕事を行う可能性を認識しつつも、AIが新しい役割を生み出すと考えているため、心配していません。
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彼は、技術に興味がある人々に対し、AIが何をできるのかを理解し、それにどのように貢献できるかを考えることをアドバイスしています。これにより、彼らの役割が保護されると彼は考えています。
こちらの方はAIが既存の職を奪うと考えているものの、新しい職も生み出されるため楽観的なようですね。
インタビュー対象者2: アクセンチュアのサーバーレス・エナブラー、Michael Walmsley
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マイケルは、AIが現在、カテゴリー化や統計分析を提供しており、生成AIが実際の価値を提供していると信じています。
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彼はAIをカテゴリー化、感情分析、異常検出のために使用しています。AIはすでに簡単で反復性のある低レベルの仕事を置き換え始めています。しかし、意思決定を必要とするタスクはAIでは置き換えることはできません。
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彼は生成AIがAIの役割を加速させ、多様な人々がAIの進歩に貢献することを奨励しています。
反復する退屈なタスクはAIに置き換えられると考えているようですね。
ただ意思決定を必要とするタスクは置き換えられないと・・・
インタビュー対象者3: Culturaの品質エンジニアリングディレクター、Anne-Marie Cherish
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アン-マリーはAIを強力なツールと見なしていますが、それが人間を置き換えるとは信じていません。
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彼女はPythonスクリプトの作成などのタスクにChatGPTのようなツールを使用しています。
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彼女は不確実性にもかかわらず、技術に興味がある人々に挑戦してみることを奨励しています。
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彼女は反復的な仕事はAIによって自動化される可能性があると考えていますが、人間の関与が大きい仕事を置き換えるのは難しいと考えています。
この方も人間が関与する仕事はAIには置き換えられないとありますね。
また、どんどんAIを触ったほうがいいとも言っています。
インタビュー対象者4: Amazon Web ServicesのAIMLスペシャリスト、Naomi
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ナオミは業界や開発者を通じてAIの民主化を観察しています。
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彼女はAIによる労働力の潜在的な混乱を認識していますが、新しい仕事の創出を示唆する世界経済フォーラムの統計を引用しています。
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彼女は、技術に興味がある人々に対して、ギャップを自身の役割を発明する機会として捉えることをお勧めしています。
この方もAIを使うことを勧めてますね
インタビュー対象者5: IBMのDevOpsエンジニア、Zach
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ザックは、批判的思考、意思決定、信頼を必要とする役割をAIが置き換える難しさを指摘しています。
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彼はAIがより信頼され、ワークフローに統合される未来を見ています。彼は、自分の仕事のどの部分がAIによって置き換えられるかを理解し、それに応じてスキルアップすることを推奨しています。
この方は自分の仕事がどのように置き換え可能かを理解することが重要だとおっしゃっていますね。面白い観点です。私も考えてみます。
インタビュー対象者6: Microsoftのパートナーマネージャー、Ria
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リアは、AIを全業界を通じての変化の力と見ており、タスクの合理化を助けると考えています。
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しかし、彼女はAIが面と向かっての人間の対話を必要とする役割を置き換えることはできないと信じています。
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彼女はAIを受け入れ、業界全体でのその潜在的な有用性を認識することをアドバイスしています。
やはり、人間が介入する部分は置き換えられないと考えているようです。
インタビュー対象者7: クラウドエンジニア、David
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デビッドはAIが仕事を置き換えるとは思っておらず、それを生活の重要な部分と見ています。
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彼はAIは技術実装における意思決定プロセスを置き換えることはできないと考えています。
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彼は、AIを効果的に導くためには、手に職をつけることの重要性を強調しています。
ふむふむ
ここまで読んでお気づきになったかと思いますが・・・上記のサマリーは全部ChatGPTで作成してます(ででーん)
上のサマリーを読むと全体的に大きな影響はあるもののポジティブなものが多かったように思います。
特にAIを使いより物事を効率的に完了するといったような人間を助けるツールになるだろうという意見が多かったですね。
結論
今後エンジニアは生成AIと切っても切り離せない存在になると思います。
つまり生成AIを利用しないエンジニアは、生成AIを利用するエンジニアと比べ生産性が低くなることが考えられます。
生成AIを利用して、何ができるのか何ができないのかを理解しながら自分のキャリアに利用するように歩むことが大事ですね。
ちょっと前にデジタルネイティブ世代という言葉がありましたが、今後の子どもたちはAI技術に幼少期より触れることでAIネイティブ世代と呼ばれるようになると考えています。
おじさんも時代の流れに負けないようにキャッチアップしていきたいですね。